2007年3月6日火曜日

最初のTutorial

いよいよ始まりました。Griffith University でのTutorial は、第2週からなんです。今日は生産管理(運営管理)と品質経営(品質管理)の科目。
  • 1時 Quality Management
  • 3時 Production Management (Operations Management)
  • 5時 Quality Management
  • 8時 Production Management (Operations Management)

3-5時がQMの講義で、6-8時がPMS/OMの講義。学生の方も一日がかりだったりします。両方の科目とも私のクラスだったりする人は、ラッキーなのか不幸なのか?「私のクラスがイヤなら他所へ行ってくれ」と言ったけど、誰も出て行かなかったところを見ると、諦めがついたかな?

色んな国から来ていて、色んな世代の人達が来ています。今回は8時のクラスに一卵性双生児の双子の男の子。うっひゃー、どっちがどっちだか、さっぱりわからん。見分け方を発見しなくては。

今回は「何言ってんだ、んぁ?」という、失礼なヤツはいませんでした。毎学期、私の英語の発音が悪くて、そういう反応が返ってきていたのですけど、不思議なほど何も起こりませんでした。私の発音が上達したのか?いやそうではない。比較的やる気のある学生が多い、って感じなのと、最初にぶちかました「来たくない人は来なくて宜しい」ってのが良かったのかも。

「あなた達には選択の自由があります。その代わり、結果はあなたの決断によって変わります。授業に出たくなくて、出なくて落ちても、それはアナタの決断の結果なので私の知ったことではありません」

毎学期、これを最初に言うことにした。みんな大人。だから大人扱いをする。容赦しない。いちいち個人の理由を聞いたらキリがない。みんな忙しいし、みんな頑張っているのだから。

大学ってのは「考える力」を養う所。留学生のみなさん、ただ暗記したって将来役に立つことは何もありません。「どうすれば勉強したことが実社会に役立つのか」を考える所が大学って所です。Application と言います。Theory & Practice (理論と実践)です。この両方をいかにリンクできるかで点数を稼ぐってのが大学での勉強。私らはセオリーやツールを紹介して、いわゆる「道具」を紹介しているだけです。「道具の使い方」は学生次第。

IELTSも単なる道具です。IELTSのスコアをとった後、みんなはその英語力をどう生かして、どう英語を使いたいのか。これが無い人は割りと早くに挫折してしまいます。英語の出来なかった私が(今でも出来ないけど)たった7年間で、英語で授業をしている立場になっている。これは私の自慢です。英語を使っておもしろおかしく生活しています。私に出来たんだから、皆はもっと色んなことに挑戦できると思いますよ。

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