2007年3月8日木曜日

Business Communication

・・・の授業、やってきました。今日は、2時、3時、8時の3クラス。
開口一番、「私のクラスが気に入らなかったら、よそに行っていいですよー」
何人かドヤドヤ出て行きました。内心ショック。覚悟してたけどね。
過剰反応する人なら「これは差別だ!」と喚くのかも。いや、いいんです。
お互いに嫌な思いをして、我慢して、やっていきたくないから。
でもね、8時のクラスは社会人がほとんど。その人達がそういう行動をした。
これがショックでした。2時と3時は現役とか若い人達が多かったけど、
「しゃあねぇか」みたいな顔はしていても、出て行く人は1人か2人だけでした。
オトナって・・・(涙)。

Griffith University の Business Communication は、
実は Interpersonal Skills という教科内容です。
Communication のメソッドやテクニックよりも、自己分析をして
自分に合った方法を見つけ出し、効果的にコミュニケーションをする。
それが出来るようになるやり方を教えていく科目です。
ついでにリーダーシップの取り方も含まれています。
大方の学生は、科目の題名からイメージして「お、簡単ジャン」
ところが、一度踏み込んでみると奥深いので理解に苦しみます。
なんたって、テクニック主体ではなく、その奥に含まれている意図を
考えるって教科ですから。

たとえば、仕事場で。
「こんな企画はどうでしょうかー」なんて、出してみたとして。
「ふむふむ、あーいいんじゃなーい?」という返事をもらっても
腕組みしていたり、鼻を触っていたりしたら、それは「OK」ではない。
ボディ・ラングイッジ(ランゲージ)は「No」を表している。
さぁ、そこでその相手に「Yes」と言わせて企画を通すにはどうする?
ここを主に勉強していきます。

初めから「No」と言ってもらえれば、とっても楽。
でも、ボディ・ラングイッジから来る「サイレント・ワード」を読んで
対策をたてて発言や行動をする。これが後になって起こりえる
トラブルを最小限にくい止められる極意なのですよ。
しかも、それらの後ろ盾になっているセオリーは全て
実際に取ったデータからの分析結果なわけですよ。
だから、「今まではこうだった」というあやふやな経験値よりも
自信をもって応用して使っていくことができるわけ。

心理学から応用されたセオリーも沢山。
Applied Psychology という分野を経営学にまた応用している。
一度スイッチが入って分かってくるとかなり面白い科目です。

面白くするかどうかは私の責任でもあるので、
頑張って資料を用意していかなくっちゃ。

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