2007年12月4日火曜日

コラム再開。

半年間、放ったらかしにしておいたコラムですが、ぼちぼち再開させてみようか、と思います。 「再開してくれぇ」という有難いメールをいただいたのが一番の動機ですが、 ホームページが稼動できずに放置状態にあり、戻ってきてみたら 「戻ってきてくれて嬉しい」という感想をちらほらといただいたのも、もう一つの動機です。

帰ってきていきなり何ですが、実は個人的に煮詰まってまして。 自分の論文執筆が思うように進まない、という何ともオコガマシイ理由からなのですが。 「思うように」なんてところがオコガマシイわけです。思うんだったらその通りにやれ。
要するに、理想が実力を追い越してしまっているわけです。
かっこいいことを書こう、なんてことを考えると、こうなる。
身の程知らずの域に入り込んでしまう、ということはよくあります。

Tutorial classes がないホリデー中なので、自分を立て直す好機ではあります。
クラス授業があると、どうしてもそれを言い訳にしてしまうところがあるようなので
来学期は受け持ちクラスを減らそうと思います。

さて、書くか。チャプター2。何度目のドラフトだろうか。

2007年6月1日金曜日

MELBOURNE

Wow, Melbourne looks like Tokyo!!
MELBOURNE Train & Tram map

I will attend the ANZAM 2007 Mid-Year Doctoral Workshop on the 5th and 6th held at Monash University Clanfield Campus. It takes only 20 minutes away from CBD (Flinders Railway Station). This is the first trip to Melbourne so I think it must be safer if I catched a train. I would like to try a tram so I will catch it on return.

On the 6th and 7th, 5th ANZAM Operations Management Symposium is held at RMIT University. It is just 10 minutes walking distance so it should be no problem. However, the Conference Dinner is held at University of Melbourne. This must be another change to catch a tram.

Gee... I will travel across three universities!

Hope I won't get lost.

2007年5月26日土曜日

Writing ネイティヴの文章より

課題のイントロの部分ですけどね、一見分かりやすそうですが、何を言いたいのかイマイチ分かりません。ネイティヴでもこんなもんだよ、と分かってもらえれば。まあ、これくらい書ければ7.0に行くんじゃないですか?というより、これより簡単に書いてもらいたい。その方が絶対に高得点が取れると思うんだけど?この人達にはもちろん Pass (50点以上)をあげましたよ。Credit (65~74点)くらいはあげられるかなぁ。でもDistinction (75~84点)は無理。High Distinction (85点以上:トップ5%)なんて、もっと無理。 あ、この課題に関しては「I」(第一人称)を使って書くように、との指定つきです。「Reflective Essay」なので。

ステイシー

I was involved in a group assignment to present a topic to the class, group work was involved to research and prepare the topic. However, as within any group there were complications in this process. ... Throughout this reflective essay I will be discussing how group cohesion and feeling of empowerment effects group effectiveness and the process from preparing the presentation, to initiating it.

ケイシー

This paper will examine the connunication between group members to prepare, presented and responded of my group assignment. As my role in the group was a presenter I will evaluate the presentation and relate this back to supporting theories.

ブレンダン

This is a report on the presentation on networking and mentoring, which was carried out by out group in week nine. My role in the group work was to present the finished project, this is my reflection of the events of that presentation and the group work leading up to the presentation, as well as a reflection on the feedback received.

2007年5月18日金曜日

ちょっと愚痴らせて

ただいま学生の課題を採点中。昨年と比べて格段にWriting の質が落ちている。英語の問題ではなくて、文章の書き方が悪いのだ。どういうことが起きてこうなっているのか?留学生だからとか何とかの問題ではない。IELTS勉強中の諸君、文章について考えていただきたい。スペルもグラマーも合っているし、文章として読めるけど「意味をなさない」のだ。

例えば。リポートの課題。いきなり「Appendix A shows...」と始まる文。Appendix に飛ばなくてはならない(レポートの最後)。飛んで見て戻ってくると、その内容が本文に書かれていない。だから読み手はもう一度Appendix に飛んで、何を言いたいのか推量して、本文に戻って来なければならない。クライアント宛てに作成しているリポートである。クライアントにグラフを分析させてどうしろっちゅうねん。

こんなリポート書いたらクビよ、クビ。大学の最終学年だぞ。卒業したら就職だぞ。

普通に、普通に考えてください。「The result shows that A was larger than B (see Appendix A)」と書けば「へえ、AはBよりでかいのか」と思いながらAppendix に飛び、グラフを見てなるほどそうかと納得して戻ってくる。お客さんってのは、あなたがどう言ったかではなく、あなたの言ったことが何かを見たいのですよ。

学生の中でも「私はここが出来るけどここが出来ない」と言ってくる人がいるけど、そんなことはどーでもいいのです。「これは何ですか?」「ここがわかりません」と言えば教えるものを、「私はここは比較的できるけど」と言えば「ああそうですか、じゃ大丈夫だね」と答えるしかないじゃないか。それで「教えてくれなかった」と文句を言う。「出来る」と言う人に教えることはないし「出来ない」んだったら出来るようになるまで、それをやればいいじゃないか。「わからない」と言うのとは大違いだってことを理解していただきたい。

「わからない」を「わかってもらう」のは私たちの仕事だが、「出来ない」ものを「出来る」ようにするのは私たちの仕事ではない。勘違いしないでいただきたい。それはトレーナーの仕事である。トレーニング(訓練)で「出来る」ようになるのである。本人がやらずにして「出来る」わけがないのである。

文章が書けないのが書けるようになるには訓練が必要である。「私はここは出来る」というから「そうですか」と思っていていざ読んだら全然書けていない。勘違い+自意識過剰ときているから手の施しようがない。「これのどこが悪いのか」という感じである。悪いよ、読めないんだもの。お客に出したリポートをお客が読めないのは、お客が悪い、とでも言いたいのか?実社会ではお客が金を払ってるんだぞ。

「自分さえ良ければ全て良し」みたいな発想で文章を書いている人が多い。「私の文章のどこが悪いの?」 悪いよ、読めないよ。普通に、普通に「このリポートの目的は・・・です」って始められないのか?能書きはいらない。「The aim of this report is to ...」でお客さんは十分。だってそれが知りたいのだから。「Quality is important for ...」なんてわかりきったことはいらない。お客は別にあなたの講釈を読みたいわけではない。

IELTSのWriting だって、舐めたらいかんよ。読み手にわかってもらってナンボ、です。トピックは何かいの一番に言おう。「Discuss...」とあったら、Discuss しよう。主語は何か。動詞(Action)は何か。目的(Object)は何か。ちゃんとはっきりさせよう。高度なテクニックばかり気にしていると、中学や高校レベルでやった基本が抜け落ちたままになる。「This is it」の構文が意味をなしていないんだぜ(上の「Appendix shows...」は英語構文としては何も落ち度はない)。意味のない文章。これほど恐ろしいことはない。でも、こういう文を大学の最終学年で平気で出してくる事実がここにある。

普通の、普通のことをちゃんとしようよ。

2007年5月12日土曜日

Academic Writing Task 1 必勝ウラ技

Task 1 で、Conclusion をどう書くか悩んでいるアナタへ。

This is the end of my report. あるいは、
This is the end of desctription for [Title].

これだけです。本当に?ええ、本当にこれだけです。

2007年5月7日月曜日

つまんねえぞ、と思った時に

「おもしろき こともなき世を おもしろく」 高杉晋作の辞世です。

IELTS の勉強は、オモシロイわけがありません。
それをどう、おもしろく捉えてやっていくか。
みんな、IELTS がゴールなわけじゃないでしょう?その先にある描いた未来でしょ?
「IELTS ごときで滞っていられるかいっ!」ってな気分が大事です。

私の大学には、IELTS を通過できた留学生が沢山います。
その中で、授業について行けず、課題に落ち、試験に落ち、
途中で退学する人も沢山います(AUSはサバイバル方式です)。
各科目をパスしていくこと、これもまたゴールではありません。
卒業すること、これも違う。

その後の自分が あなたには見えますか。

私の場合、博士課程を卒業すること、には何の価値もありません。
「博士号」という称号を取り、「ドクターきら」(謎)と呼ばれる。
それらも一部のことです。私の夢の実現に必要なものだからやってる。

クラスでの授業も、教職に携わることも、一部のことです。
私の夢の一部は叶っています。「英語を使って仕事する」という点では。
私の夢は「紀伊国屋でサイン会」です(爆)。
ただ、本を出版するだけではないよ。「サイン会」なのだー!

それとね、稼いだお金で自分の車を買うこと。
これも頭金くらいは叶いつつあります。
髪の毛をアップにして、サングラスかけて、ハイヒールで
そのクルマから颯爽と降りるのだー!
というわけで、目指すクルマはアルファ・ロメオです。
それよか、髪の毛をアップにするまで伸ばすって方が難しい。
(いらいらしてすぐに切ってしまうので)

こういうバカげた夢を持った方が、実現はしやすいのですよ。
知ってた?

うちの彼氏いわく、「これを釣るぞ!と思った魚を釣り上げることのほうが
ポルシェを買うよりずっと難しい」
決めてから3年でポルシェを買った彼ですが、魚釣りの方は13年一緒にいて
まだ、「これだ!」にお目にかかったことがありません。
今は軽自動車に乗って、釣りに出かけています。
「ポルシェがあっても魚は釣れない」 ということで、船を買いました。
軽自動車と船があれば、そのうち夢は叶いそうですが、相手は生き物ですからね(爆)。

2007年5月6日日曜日

IELTS Score Calculator

Calculate Your IELTS result - get your Band Score in Reading and Listening

マジですかい、36問の正解で8.0だって。信頼性に疑問符があるけど。
単純計算で36/40*100=90%でしょ。そっか、90%なら8.0と言えるか。
ってことは、35問で7.5、34問で7.0ですか?うむむ。

(しばらくして)

遊んでみたらこうなった(Academic)。
Reading: 30問で7.0、35問で8.0 だって。
Listening: Reading と同じ結果。 ますます うむむ。

でも、これを知った所で、どうなる?ってのが率直な疑問です。
試験の最中に自分が何問正解できているかが分かるなら、
どこが間違っているのかも分かるはず。
ということは、全問回答すれば、全問正解になるわけですよ。
んなこたぁない(笑)。

それと、私はReading で34問の正解数でしたが、6.5でしたよ。
まあ、昔のことですからね。今はレベルを下げてスコアを上げているのかも。
昔の大学は6.0でOKだったわけですから。

あー!そっかーなるほどね。
だから最近の大学はみんな7.0を、大学院は7.5を要求してるのね。

ってことは、解けるかどうか、ではなく、いかにミスを減らせばいいか。
それだけだ!!私の頃は解けない問題が2問はあったもの。

久しぶりです

博士課程でちょっとしたイベントがあり、それに追われていました。
みなさん、英語の勉強の按配はどうですか?

AUSの博士課程では「Confirmation of Candidature」というものがあります。
入学して一年目に行われる、検定のようなものです。
合格すれば「正式な博士課程の学生」として認められます。
落ちても、敗者復活戦が与えられるらしいですが、二度落ちるとゲームオーバー。
博士課程にいること自体を取り消されることになります。マスターに落ちる訳です。

8000語から10000語のリサーチペーパーを書いて提出。
外部審査官を招いて、30分のプレゼンテーションをします。
その後に30分間の質疑応答。そして審査。

おかげさまで、無事に通過できました。

だからと言って、何かが起こったわけでも何でもありません。
「モグリ」から脱出した?だけのことです。「博士号」とは何の関わりもありません。
それでも「おめでとう、アナタを正式な博士号取得申請者と認めます」と
審査官から宣言してもらった時は嬉しかったです。
他の人達に言わせれば、どうやら一大イベントだったようです。

そんなわけで、またコラムを更新していきます。過去問題探しもね。
6月にメルボルンで開かれる学会まで間がありますので、ボチボチと。

2007年4月23日月曜日

(仮題)

この学会論文記事(PDF)も面白い。

これも解説は後ほど。つか、これが分かればマスターレベルは楽勝だな。

IELTSの奥にせまる 8.0に向かって

この学会投稿論文は面白い。

Academic Module の各レベルでどんな単語が使われているのかというのを調査したもの。これによると、8.0のレベルの人はアカデミック・ワードが使いこなせるレベルってことになる。もちろん一般英語が使いこなせなければお話にならないので、7.0以上を目指している人は、アカデミック・ワードを覚える前に、確実に「アホンダラ」な間違いをしないレベルになっていただきたい。新しいことを覚えるということは以前の知識が疎かになる、ということでもある。足場を固めてから柱を立てていただきたい。「Data」を単数形とみなすなどは言語道断である。

「アホンダラ」と表現したのには訳がある。一つ間違えると二つ間違っている、というロジックをよく理解していただきたい。「Data」が単数形、という間違いの他に、「Datum」という単語の存在を知らない、ということを曝け出しているのである。「Media」についても同じことが言える。こういう単語は高校レベルであり、7.0に行けずにつっかかっている人達は、案外この点をバカにしてやっていない人が多い。

さて、本題である。「アカデミック・ワード」ってどんなの?

細かいことは置いといて、このPDF記事の最後の2ページにすっ飛んでいっていただきたい。最後から2番目がよく使われる一般英語であり、最終ページがIELTS用のアカデミック・ワード・リストである。

これを見た諸君は、ぶったまげたに違いない。「おい、こんなんでいいのかよ」というのが率直な感想だろう。そんなんでいいのである。高校レベルの単語数で十分だ、ということは、何度も何度も口を酸っぱくして言っているが、ほとんどの受験者はこれを無視して、何か他のかっこいい、新しいことを追おうとする。それじゃ、言わせてもらおう。これらは決して「Academic words」ではない。IELTS用のアカデミック・ワードなのである。

現実には、とんでもない数の専門用語、業界用語が存在する。そんなのは「IELTSで希望スコアを取り、入学してから」覚えればいいことだ。この調査によれば、そんなのを一切使わずとも、これらの「いわゆるアカデミック」な単語たちだけで8.0へは到達できる。

目標設定を間違えてはいけない。開けなきゃいけないドアはさっさと開けて通り抜ければいいのである。開ける前からその先のことを心配しているのは、時間と労力と精神力のムダである。

2007年4月22日日曜日

Back to Basics

自分の英語を時々チェックすることが上達につながる。いつもはAPA(American Psychology Association)の発行しているStyle Manual 5th Edition を使うけど、それでは「英語」のチェックには足りない。というわけで今回はコレを使用。

Renton, N.E. (2004). Conpendium of good writing: A plain English guide to plain English. Milton, QLD: Wiley & Sons.

この(↑)の書き並べ順とか、イタリックとかコンマとか、そういうのはAPA Style Manual を見れば分かるけど、grammar とか、punctuation とか、この本はとてもきっちり書いてあるのでお勧めできる。オーストラリア版なので、イギリス英語とアメリカ英語の区別がはっきり書かれている(AUSではアメリカナイズがかなり深刻な問題になっている)。私のクラスの学生にもこれを読んでもらいたいと思う。

中身をちょっと紹介してみよう。

「文法的に合っているからといって、その文が必ずしもきちんとした『英語』であるとは限らない」
  • (A) The manager was present when the present was presented to Peter just before Bill came in to present his message.
  • (B) The manager was in attendance when the gift was handed to Peter just before Bill came in to deliver his message.
(A)の文章にどこも間違いは(文法的には)無い。IELTSなら5.0~5.5まではいくだろう。しかし読んでいて吐き気がする文である。対して(B)は気持ちが良い。「英語が使えているか」はこの点を試されるのである。6.0の壁はここにある。同じ単語を繰り返さない。基礎的な語彙力が必要だが、難しい単語を覚える必要は何も無い。ここにある単語は中高英語の範囲内である。
  • (A) These conditions have been fought for for more than one hundred years.
  • (B) Workers have fought for these conditions for more than one hundred years.
これも(A)に間違いはない。日本語で考えた文をそのまま英語にしようとするとこうなることが多い。途中で "for" が二度繰り返されているのが気持ち悪くなり、一つ外してしまうだろう。そうすると文法的に間違いになり、いきなり4.0くらいにレベルダウンしてしまう。そんなテクニカルな文を作るよりは、最初から(B)のようにシンプルに文を構成する練習をすることだ。これは中学で習う構文そのものである。

私のように博士課程でとか学術雑誌で論文を書いている者にとっても、難しい単語を覚えて使おうとすることにはリスクが生じる。そして大抵は失敗する。試したいなら、失敗しても良い場所で試すべきだ。試験本番で試す人は余程の自信があるか、落ちても良いと思っている人だ。

今回も、かなりの文章が修正され、原稿は赤字だらけになった。殆どが中高生で習った構文に置き換えられ、カッコイイと思って使った単語はことごとく抹殺されていた。上の二つの例文を見れば、その真意は明らかである。

2007年4月6日金曜日

英語が使えるとこんなことも

PhD on the Gold Coast: 学者デビュー  いや、私事で恐縮ですが。

ってなわけで、今日から学者の「端くれ」と名乗ることができます。
「センセイ」と呼ばれても分相応でいられます。嬉しい。

英語はまだまだボロクソだけど(指導官が校正してくれた)、
ネイティヴみたいになんか話せないけど、
英語をコミュニケーションの道具として使って
「こんなことが出来るんだぜぇ」という例を見せることが出来たかな。

みんなと同じようにIELTSに悩む所から始まり、
どうしたら英語が上達できるかをひたすら考え、
一生懸命チャレンジすると、こういう結果が出る。
みんな同じだよ。やってるかやっていないか。それだけだよ。
一緒に頑張ろうねえ。

2007年4月4日水曜日

Writing General Task 1

You should spend 20 miniuts on this task. You are due to start a new job next week but you will not be able to because you have some problems. Write a letter to your new employer. In your letter:
  • explain your situation
  • describe your problems
  • tell him/her when you think you can start.

You shoud write at least 150 wards. you do NOT need to write your own address. Begin your letter as follows. "Dear..."

[Sample Answer]

Dear Ms Adams,  

I am writing concerning the position of Assistant Office Management that I am due to begin next Monday. However, a problem has arisen. As you know, I currently work for my uncle's food-packing business,and you will remember from my interview that I have gaind valuable experience there. Unfortunately, he has had to go into hospital for an operation.leaving my aunt in charge of both the home and the business. She has asked me, as this is a particularly busy time of the year to stay on and help her with the running of the office. I realise this will be inconvenient to you but very much hope that given the circumstances, you would be prepared to allow me to take up my position with you two weeks later than planned. I would like to emphasise that I remain very keen to work with you. and that I will be gaining further useful experience during this time. I look forward to hearing from you.

Yours sincerely,
[Your name here]

このモデル回答は、実際にはあまり良い文章とは言えませんが、これでも7.0は軽く行けるというのであれば、そんなに気負ってかっこいい文章をつくる必要はないと思えます。この回答は、かっこよすぎるあまりに、だらだらとムダに長くなっている箇所があり、意味も取りづらいです。個人的な言い訳がならんでいて、実際にこんな手紙を受け取ったら、あまり相手は良い印象を持たないでしょう(As you know, とか)。

実際のビジネスの手紙としては、これが通用するかは別として、模範例としてある場所に出ていたので、これで十分行けると思います。

2007年4月1日日曜日

究極の英語使用法 ?

学校の教材として使われた、カナダCBC製作の「Denial Machine」という番組を
観ています。オーストラリアではSBSが「Four Corners」という番組で紹介しました。
簡潔に言うと、政治におけるパワーゲームと、情報操作が主題です。

カナダが Bush Administration (ブッシュ政権)のやり口をすっぱ抜いた形ですが
この番組では「言葉の使い方」で国民感情を左右できる、ということと
それを「地球温暖化問題」に対してブッシュ政権が行っていることへの
強烈な批判、ということとが核になっています。

Febrary, Bush appoints Vice President and former oil executive Dick Cheney to head a secret energy task force. March, Bush pulls the US out of the Kyoto agreement to reduce greenhouse gas emission. April, Bush breaks a campaign promise to limit emissions from coal-burning power plants.

ここまでは、大方の人が知っていることですね。さあ、ここからです。

アメリカでは、P という人が「地球温暖化問題」に関して、
地球温暖化問題にチャレンジしている人々、企業、組織に向けて
16ページに渡るリポートを出しました。 「早急に対処しないと危険だ」

このリポートに対抗しブッシュ陣営がスピーチ原稿をつくります。

Rule 1: Never use the term "global warming".
これに基づいてブッシュはこう発言します。
BUSH: "A global climate change presents a different set of challenges"
(解説)「Global warming」というと人々を刺激しますが、「Climate change」だとそうでもない。

Rule 2: Never call yourself an environmentalist.
BUSH: "We all want to be good stewards of our environment, we want to be good conservationists"
(解説)「Environmentalist」はRadicalな表現だけど、「Conservationist」はRealistと感じる。

こうやって、多額な経済負担を強いて温暖化に歯止めをかけることが果たして
有効な方法かどうか、という主張のもとに根本の問題はうやむやになっていきます。
ブッシュ政権は、京都会議での合意である、CO2排出の規制(greenhouse gas emission)、
いわゆる「石油を燃やすことが温暖化の主要因である」という説は違う、と言っています。
間違いだとは言っていませんよ。「主要因ではない」と言っています。

確かに「The cost of prevention is too high」です。
BUSH: "When we make decisions, we want to make sure we do so on sound science. Not what sounds good, but what is real"
これはその通りです。何が良いかではなく、何が現実としてあるかをみて、
政府としては、科学的な実証に基づいて決断をしなくてはならない。

というわけで、ブッシュ政府は「排気ガス量が増えると温暖化は促進する」を
「温暖化の促進と排気ガスの関係はそこまで強くない」と置き換えます。
マスコミに「排気ガスを抑制するのはコストがかかり過ぎ」と後押しさせます。
国民は「そのコストは税金からだろ、じゃ俺らに負担がかかり過ぎ」となり
結果として「排気ガス抑制なんて徐々にやっていけばいいじゃん」となります。
企業は「じゃ、そんなに力入れて排気ガス抑制対策を実行しなくても」となり、
結局、京都会議で決議したことは何だったの?と思い始めます。

ここがミソ。ブッシュ政権は、オイルをコントロールして世界をコントロールしたい。
諸外国が「石油なしでやっていけるようにみんなで頑張ろう」となるのは困ります。

At the White House, denial was now firmly in the White House, denial was now firmly in charge. The president had two new environmental advisors, though they were hardly environmentalists. Phil Cooney, had been a lobbyist for the oil industry, and James Connaughton, was a lower from mining and chemical interests.

「Climate Change Impacts on the United States」を修正せよ。
この通告にしたがって、この二人はレポートを改ざんしていきます。

"The earth is going through a period of relatively rapid change" という箇所が
"the earch may be going to through a period of change" となり、
"Uncertainties about global warming"  という箇所は
"Significant and fundamental uncertainties" となりました。

似たような表現ですが、心理的には大違いです。

この後の話はかなり英語的に高度な内容なので、ここで止めておきますが、
上の4つの文の中にはそれほど難しい単語は入っていません(最後の一文を除く)。
ちょっと語句を並べかえたりすることで、真意は簡単に曲げられるということです。

こんな風に英語を使いこなすことが出来るようになったら、すごいですね。

2007年3月24日土曜日

大学での出来事

ちょっと嫌な出来事があって、コラムをお休みしていました。
もう大丈夫でーす。何があったかというとね、私の学会論文がいつの間にか
指導官のものみたいになってたのです。いわゆるパクり。
まあ、私の名前が削除されていたわけではないので、いいのですが。

それはさておき。
IELTSで希望スコアを取って大学に留学するぞ!ってな人達へ。
ただいま学校で三科目教えていますが、ネイティヴでも勉強しないヤツはしない。
あなたは本当に大学で勉強したいのでしょうか。
私の知り合いの子が「英語を勉強したかった」とボヤいています。
大学は英語「を」勉強する所ではありません。英語「で」勉強する所です。
何度も何度も至る所で言っていますが、まだわからないで後悔する人がいる。

英語を勉強したいなら。ネイティヴのように喋りたいのが目標なら。
大学は適した場所ではありません。いや、大学でも専攻をちゃんとすれば
かなり近いところまでは行ける。でもネイティヴのように話せるところまでは
いきません。思い切って、ドラマスクールとかアナウンサーになれるような
「塾」形式の学校に行くべきです。

こう彼女に進言したところ、「親が大学を出ろというから」。
親の金で留学する以上は、親の言うことにしたがうべきです。
スポンサーですから。親から金をもらって留学する方、
あなた達も文句は一言も言えませんよ。スポンサーには逆らうな。
これが社会での出来事だったら即効でほされますよ。
彼女はまだそこんところが分からない様子。

というわけで、嫌々学校に来ています。
来るまではさんざん親に留学させて!と頼み込み
それはそれは壮大な夢を語っていたようです。
そのおかげで彼女は今、自分で自分の首を絞めています。

留学希望者の諸君へ。
IELTSの先の、英語力がついたその先の、本当にしたいことは何ですか。

2007年3月16日金曜日

練習問題 うちの大学のニュース

あえて題名は伏せておきます。Wed 14 of Mar, 2007 の「Health」から。
557語あります。長文パッセージとして丁度良いでしょう。
アカデミックのライティングを勉強している人は、以下の数字から
グラフや表を作り上げる「逆読み」を活用すると、
リーディングとライティングが一石二鳥で上達できます。

Suicide rates in Queensland have been relatively stable over recent years according to the latest available data but more than 500 deaths each year is no comfort to the many families and friends left behind.

A new report by the Australian Institute for Suicide Research and Prevention (AISRAP) highlights the extent of the tragedy - with 1,715 deaths recorded during the period 2002-2004. Just under 1,500 deaths were recorded in Queensland during the previous reporting period of 1999-2001.

Suicide in Queensland 2002-2004: Mortality rates and related data will be launched at the Premier’s Hall, Level 4, Parliamentary Annexe, Brisbane, today (Thursday, 15 March, 1pm) by Mr Ronan Lee MP, Parliamentary Secretary for the Minister for Communities, Minister for Disability Services, Minister for Aboriginal and Torres Strait Islander Partnerships, and Minister for Seniors and Youth.

AISRAP director Professor Diego De Leo said the report confirmed that males were still much more vulnerable to the challenges of life than females, with four times more suicides in men than women. The most vulnerable demographic group were men aged 25-34 years. Professor De Leo said understanding the impact of divorce or separation on men and women was important to interpreting the discrepancy in suicide rates between the two sexes. For that reason, AISRAP researchers are currently partnering with organisations such as Lifeline, Mensline and other support groups to investigate men’s experiences of relationship breakdowns.

“Separation can contribute to a sense of failure and social isolation along with the financial, emotional and other pressures associated with relocation and child custody issues. It appears to affect men much differently than women.”

“Old age is also far more challenging for men than for women,” he said.

The male to female ratio for deaths from suicide in 65-74 year olds is a staggering nine to one.

“Role changes such as retirement and the impact of physical illness with ageing can be humiliating for men who have traditionally seen themselves as the providers,” Professor De Leo said.

“Their sense of worth and meaning in life appears to be strongly linked to employment and men need valid alternatives when their working life is over.”

Other particularly at-risk groups identified in the report include Indigenous Australians, psychiatric patients and people in police custody or correctional facilities. Professor De Leo said rural and remote regions of Queensland, particularly in the far north and the west, continued to have higher suicide rates than elsewhere in the state. Mr Lee said $2 million has been directed at suicide prevention strategies in Queensland each year since 2003 under the Queensland Government Suicide Prevention Strategy.

“The 2007 funding will be used to develop and support suicide prevention activities for high risk groups such as Indigenous people, rural and remote residents and young people,” he said.

Specific Queensland Health initiatives include:
  • providing innovative methods of community and individual learning and support in four Aboriginal communities, and
  • a project to build emotional wellbeing in the Aboriginal community of Coen by providing culturally appropriate services.
Queensland Health has also increased funding for the Queensland Suicide Register which provides the basis for information contained in the Suicide in Queensland 2002-2004 report.

“We value our relationship with the Australian Institute for Suicide Research and Prevention, whose work leads the way in building knowledge and skills in regard to effective suicide prevention in Queensland,” Mr Lee said.


さて、この記事は何を言っているのでしょうか?

大学で発行されているニュースなので、大学生は読めちゃう内容です。
留学を目指している諸君は「読みきり」ができることに目標をおいてね。

2007年3月9日金曜日

無料の練習問題 総合

香港の無料練習問題サイト

Listening は音声で問題が聴けます。
Speaking は例題が豊富で、答えを用意して挑みたい人にはいいかも。
ビデオ教材も含まれているので、割と楽しいです。
よく作ってあると思います。

General Listening 練習問題

IELTS Listening Free Practice Test

たった一問ですが、長いので結構お腹一杯になれます。

見つけた!無料の英語コース

Free English Courses - E-mail Courses for ESL learners
IELTSに直結しているかどうかはこれから試してみることに。

Free IELTS Preparation
ランクづけされているから上位10件が宜しいのでは?

遊び心でお試しあれー。なにせ「無料」だからね。

2007年3月8日木曜日

Business Communication

・・・の授業、やってきました。今日は、2時、3時、8時の3クラス。
開口一番、「私のクラスが気に入らなかったら、よそに行っていいですよー」
何人かドヤドヤ出て行きました。内心ショック。覚悟してたけどね。
過剰反応する人なら「これは差別だ!」と喚くのかも。いや、いいんです。
お互いに嫌な思いをして、我慢して、やっていきたくないから。
でもね、8時のクラスは社会人がほとんど。その人達がそういう行動をした。
これがショックでした。2時と3時は現役とか若い人達が多かったけど、
「しゃあねぇか」みたいな顔はしていても、出て行く人は1人か2人だけでした。
オトナって・・・(涙)。

Griffith University の Business Communication は、
実は Interpersonal Skills という教科内容です。
Communication のメソッドやテクニックよりも、自己分析をして
自分に合った方法を見つけ出し、効果的にコミュニケーションをする。
それが出来るようになるやり方を教えていく科目です。
ついでにリーダーシップの取り方も含まれています。
大方の学生は、科目の題名からイメージして「お、簡単ジャン」
ところが、一度踏み込んでみると奥深いので理解に苦しみます。
なんたって、テクニック主体ではなく、その奥に含まれている意図を
考えるって教科ですから。

たとえば、仕事場で。
「こんな企画はどうでしょうかー」なんて、出してみたとして。
「ふむふむ、あーいいんじゃなーい?」という返事をもらっても
腕組みしていたり、鼻を触っていたりしたら、それは「OK」ではない。
ボディ・ラングイッジ(ランゲージ)は「No」を表している。
さぁ、そこでその相手に「Yes」と言わせて企画を通すにはどうする?
ここを主に勉強していきます。

初めから「No」と言ってもらえれば、とっても楽。
でも、ボディ・ラングイッジから来る「サイレント・ワード」を読んで
対策をたてて発言や行動をする。これが後になって起こりえる
トラブルを最小限にくい止められる極意なのですよ。
しかも、それらの後ろ盾になっているセオリーは全て
実際に取ったデータからの分析結果なわけですよ。
だから、「今まではこうだった」というあやふやな経験値よりも
自信をもって応用して使っていくことができるわけ。

心理学から応用されたセオリーも沢山。
Applied Psychology という分野を経営学にまた応用している。
一度スイッチが入って分かってくるとかなり面白い科目です。

面白くするかどうかは私の責任でもあるので、
頑張って資料を用意していかなくっちゃ。