2007年12月4日火曜日

コラム再開。

半年間、放ったらかしにしておいたコラムですが、ぼちぼち再開させてみようか、と思います。 「再開してくれぇ」という有難いメールをいただいたのが一番の動機ですが、 ホームページが稼動できずに放置状態にあり、戻ってきてみたら 「戻ってきてくれて嬉しい」という感想をちらほらといただいたのも、もう一つの動機です。

帰ってきていきなり何ですが、実は個人的に煮詰まってまして。 自分の論文執筆が思うように進まない、という何ともオコガマシイ理由からなのですが。 「思うように」なんてところがオコガマシイわけです。思うんだったらその通りにやれ。
要するに、理想が実力を追い越してしまっているわけです。
かっこいいことを書こう、なんてことを考えると、こうなる。
身の程知らずの域に入り込んでしまう、ということはよくあります。

Tutorial classes がないホリデー中なので、自分を立て直す好機ではあります。
クラス授業があると、どうしてもそれを言い訳にしてしまうところがあるようなので
来学期は受け持ちクラスを減らそうと思います。

さて、書くか。チャプター2。何度目のドラフトだろうか。

2007年6月1日金曜日

MELBOURNE

Wow, Melbourne looks like Tokyo!!
MELBOURNE Train & Tram map

I will attend the ANZAM 2007 Mid-Year Doctoral Workshop on the 5th and 6th held at Monash University Clanfield Campus. It takes only 20 minutes away from CBD (Flinders Railway Station). This is the first trip to Melbourne so I think it must be safer if I catched a train. I would like to try a tram so I will catch it on return.

On the 6th and 7th, 5th ANZAM Operations Management Symposium is held at RMIT University. It is just 10 minutes walking distance so it should be no problem. However, the Conference Dinner is held at University of Melbourne. This must be another change to catch a tram.

Gee... I will travel across three universities!

Hope I won't get lost.

2007年5月26日土曜日

Writing ネイティヴの文章より

課題のイントロの部分ですけどね、一見分かりやすそうですが、何を言いたいのかイマイチ分かりません。ネイティヴでもこんなもんだよ、と分かってもらえれば。まあ、これくらい書ければ7.0に行くんじゃないですか?というより、これより簡単に書いてもらいたい。その方が絶対に高得点が取れると思うんだけど?この人達にはもちろん Pass (50点以上)をあげましたよ。Credit (65~74点)くらいはあげられるかなぁ。でもDistinction (75~84点)は無理。High Distinction (85点以上:トップ5%)なんて、もっと無理。 あ、この課題に関しては「I」(第一人称)を使って書くように、との指定つきです。「Reflective Essay」なので。

ステイシー

I was involved in a group assignment to present a topic to the class, group work was involved to research and prepare the topic. However, as within any group there were complications in this process. ... Throughout this reflective essay I will be discussing how group cohesion and feeling of empowerment effects group effectiveness and the process from preparing the presentation, to initiating it.

ケイシー

This paper will examine the connunication between group members to prepare, presented and responded of my group assignment. As my role in the group was a presenter I will evaluate the presentation and relate this back to supporting theories.

ブレンダン

This is a report on the presentation on networking and mentoring, which was carried out by out group in week nine. My role in the group work was to present the finished project, this is my reflection of the events of that presentation and the group work leading up to the presentation, as well as a reflection on the feedback received.

2007年5月18日金曜日

ちょっと愚痴らせて

ただいま学生の課題を採点中。昨年と比べて格段にWriting の質が落ちている。英語の問題ではなくて、文章の書き方が悪いのだ。どういうことが起きてこうなっているのか?留学生だからとか何とかの問題ではない。IELTS勉強中の諸君、文章について考えていただきたい。スペルもグラマーも合っているし、文章として読めるけど「意味をなさない」のだ。

例えば。リポートの課題。いきなり「Appendix A shows...」と始まる文。Appendix に飛ばなくてはならない(レポートの最後)。飛んで見て戻ってくると、その内容が本文に書かれていない。だから読み手はもう一度Appendix に飛んで、何を言いたいのか推量して、本文に戻って来なければならない。クライアント宛てに作成しているリポートである。クライアントにグラフを分析させてどうしろっちゅうねん。

こんなリポート書いたらクビよ、クビ。大学の最終学年だぞ。卒業したら就職だぞ。

普通に、普通に考えてください。「The result shows that A was larger than B (see Appendix A)」と書けば「へえ、AはBよりでかいのか」と思いながらAppendix に飛び、グラフを見てなるほどそうかと納得して戻ってくる。お客さんってのは、あなたがどう言ったかではなく、あなたの言ったことが何かを見たいのですよ。

学生の中でも「私はここが出来るけどここが出来ない」と言ってくる人がいるけど、そんなことはどーでもいいのです。「これは何ですか?」「ここがわかりません」と言えば教えるものを、「私はここは比較的できるけど」と言えば「ああそうですか、じゃ大丈夫だね」と答えるしかないじゃないか。それで「教えてくれなかった」と文句を言う。「出来る」と言う人に教えることはないし「出来ない」んだったら出来るようになるまで、それをやればいいじゃないか。「わからない」と言うのとは大違いだってことを理解していただきたい。

「わからない」を「わかってもらう」のは私たちの仕事だが、「出来ない」ものを「出来る」ようにするのは私たちの仕事ではない。勘違いしないでいただきたい。それはトレーナーの仕事である。トレーニング(訓練)で「出来る」ようになるのである。本人がやらずにして「出来る」わけがないのである。

文章が書けないのが書けるようになるには訓練が必要である。「私はここは出来る」というから「そうですか」と思っていていざ読んだら全然書けていない。勘違い+自意識過剰ときているから手の施しようがない。「これのどこが悪いのか」という感じである。悪いよ、読めないんだもの。お客に出したリポートをお客が読めないのは、お客が悪い、とでも言いたいのか?実社会ではお客が金を払ってるんだぞ。

「自分さえ良ければ全て良し」みたいな発想で文章を書いている人が多い。「私の文章のどこが悪いの?」 悪いよ、読めないよ。普通に、普通に「このリポートの目的は・・・です」って始められないのか?能書きはいらない。「The aim of this report is to ...」でお客さんは十分。だってそれが知りたいのだから。「Quality is important for ...」なんてわかりきったことはいらない。お客は別にあなたの講釈を読みたいわけではない。

IELTSのWriting だって、舐めたらいかんよ。読み手にわかってもらってナンボ、です。トピックは何かいの一番に言おう。「Discuss...」とあったら、Discuss しよう。主語は何か。動詞(Action)は何か。目的(Object)は何か。ちゃんとはっきりさせよう。高度なテクニックばかり気にしていると、中学や高校レベルでやった基本が抜け落ちたままになる。「This is it」の構文が意味をなしていないんだぜ(上の「Appendix shows...」は英語構文としては何も落ち度はない)。意味のない文章。これほど恐ろしいことはない。でも、こういう文を大学の最終学年で平気で出してくる事実がここにある。

普通の、普通のことをちゃんとしようよ。

2007年5月12日土曜日

Academic Writing Task 1 必勝ウラ技

Task 1 で、Conclusion をどう書くか悩んでいるアナタへ。

This is the end of my report. あるいは、
This is the end of desctription for [Title].

これだけです。本当に?ええ、本当にこれだけです。

2007年5月7日月曜日

つまんねえぞ、と思った時に

「おもしろき こともなき世を おもしろく」 高杉晋作の辞世です。

IELTS の勉強は、オモシロイわけがありません。
それをどう、おもしろく捉えてやっていくか。
みんな、IELTS がゴールなわけじゃないでしょう?その先にある描いた未来でしょ?
「IELTS ごときで滞っていられるかいっ!」ってな気分が大事です。

私の大学には、IELTS を通過できた留学生が沢山います。
その中で、授業について行けず、課題に落ち、試験に落ち、
途中で退学する人も沢山います(AUSはサバイバル方式です)。
各科目をパスしていくこと、これもまたゴールではありません。
卒業すること、これも違う。

その後の自分が あなたには見えますか。

私の場合、博士課程を卒業すること、には何の価値もありません。
「博士号」という称号を取り、「ドクターきら」(謎)と呼ばれる。
それらも一部のことです。私の夢の実現に必要なものだからやってる。

クラスでの授業も、教職に携わることも、一部のことです。
私の夢の一部は叶っています。「英語を使って仕事する」という点では。
私の夢は「紀伊国屋でサイン会」です(爆)。
ただ、本を出版するだけではないよ。「サイン会」なのだー!

それとね、稼いだお金で自分の車を買うこと。
これも頭金くらいは叶いつつあります。
髪の毛をアップにして、サングラスかけて、ハイヒールで
そのクルマから颯爽と降りるのだー!
というわけで、目指すクルマはアルファ・ロメオです。
それよか、髪の毛をアップにするまで伸ばすって方が難しい。
(いらいらしてすぐに切ってしまうので)

こういうバカげた夢を持った方が、実現はしやすいのですよ。
知ってた?

うちの彼氏いわく、「これを釣るぞ!と思った魚を釣り上げることのほうが
ポルシェを買うよりずっと難しい」
決めてから3年でポルシェを買った彼ですが、魚釣りの方は13年一緒にいて
まだ、「これだ!」にお目にかかったことがありません。
今は軽自動車に乗って、釣りに出かけています。
「ポルシェがあっても魚は釣れない」 ということで、船を買いました。
軽自動車と船があれば、そのうち夢は叶いそうですが、相手は生き物ですからね(爆)。

2007年5月6日日曜日

IELTS Score Calculator

Calculate Your IELTS result - get your Band Score in Reading and Listening

マジですかい、36問の正解で8.0だって。信頼性に疑問符があるけど。
単純計算で36/40*100=90%でしょ。そっか、90%なら8.0と言えるか。
ってことは、35問で7.5、34問で7.0ですか?うむむ。

(しばらくして)

遊んでみたらこうなった(Academic)。
Reading: 30問で7.0、35問で8.0 だって。
Listening: Reading と同じ結果。 ますます うむむ。

でも、これを知った所で、どうなる?ってのが率直な疑問です。
試験の最中に自分が何問正解できているかが分かるなら、
どこが間違っているのかも分かるはず。
ということは、全問回答すれば、全問正解になるわけですよ。
んなこたぁない(笑)。

それと、私はReading で34問の正解数でしたが、6.5でしたよ。
まあ、昔のことですからね。今はレベルを下げてスコアを上げているのかも。
昔の大学は6.0でOKだったわけですから。

あー!そっかーなるほどね。
だから最近の大学はみんな7.0を、大学院は7.5を要求してるのね。

ってことは、解けるかどうか、ではなく、いかにミスを減らせばいいか。
それだけだ!!私の頃は解けない問題が2問はあったもの。